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2024年 荒木新流・宗家喜寿世界大会 レポート

執筆者 | 11月 16, 2024

2024年 荒木新流・宗家喜寿世界大会 レポート

2024年10月19日から23日まで、荒木新流・宗家喜寿世界大会が成田市で開催されました。この特別な機会に、種村宗家は荒木新流柔術を学ぶ機会を会員に与えてくださいました。宗家は、荒木新流柔術を流派として初めて指導されました。このイベントには、世界中から約150人の会員が参加しました。

宗家の演武は非の打ちどころがなく、77歳を迎えたことを考えると、その見事な演武に出席者全員が感嘆の声をあげました。宗家は、佐藤金兵衛先生から受け継いだこのスタイルの技は、あらゆる防御に優れた護身術であると強調した。天津鞴韜の講演で宗家が自身の経験に基づく死生観を語ったように、荒木新流の精神も同じである。

宗家の指導の下、すべての型が審査された後、参加者は全員、切紙または初伝の試験を受ける機会がありました。 参加者は皆、高い志と確かな技術を持って演武しました。 多くの会員が段位を昇格したことは特筆すべきであり、最も重要なことは、玄武館に新たな師範が誕生したことです。 新たに連師となったのは、 ユソフ・マーモード・アリー氏(モーリシャス・陽光道場)、コルム・フィッツサイモンズ氏(アイルランド・日天道場)、ピーター・ジーズ氏(ベルギー・鉄兜道場)です。 新たに教師となったのは、ショーン・マンカスター氏(カナダ・赤影道場)、ゼブ・グローバー氏(英国・明星道場)、フィリップ・ポッフェ氏(ベルギー・地略道場)、ヘンリー・スタインバーグ氏(コスタリカ・武士会道場)です。新たに師範となったのは、ギ・アーツ氏(ベルギー鷹雄道場)、マーク・コペンズ氏(ベルギー天山道場)、ヒューゴ・エスカミーラ氏(メキシコ大助道場)です。また、大会前に新たな師範となったのは、マイケル・コールマン氏(米国・風天道場)、マーチン・オーライリー氏(アイルランド・燦然道場)、ガリー・ジャンボイ氏(米国・春風道場)です。昇段試験に合格したすべての会員の皆さん、おめでとうございます。

最終日は、香取神宮を参拝し、その後、江戸時代の雰囲気を残す佐原の町を自由散策しました。八坂神社に集合した後、宴会の準備に戻りました。

祝賀会では、種村宗家は喜寿の77回目の誕生日を皆から祝福されました。種村宗家の人生と功績を祝うにふさわしい宴となり、岡安範士と恒太郎範士による賛辞の演説がありました。特別なプレゼントとして、種村宗家は、新著「高松武道の真実と遺産」の特別版を出席者全員に贈りました。さらに、和太鼓集団「銚子はね太鼓」の登場で、会場の熱気と喜びはさらに高まりました。演奏しながらの豪快な投げ太鼓のパフォーマンスに、参加者も一緒に太鼓を叩くことができました。その後、アイリッシュダンスと日本舞踊のパフォーマンスがあり、皆がステージで踊りました。このような先生がいらっしゃり、その人生と功績を追うことができることを、私たちはとても幸せに思います。宗家の長寿と、これからも多くの祝賀と真の修行が行われることを楽しみにしています。

https://www.youtube.com/watch?v=iQWiqL2fqFU

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