木村正治

柔術と棒術の免許皆伝者

秋本文雄は高松先生の一番弟子と考えられていますが、２番目に優秀な弟子は木村正治であろう。木村は明治３４年に生まれ、９９歳まで生きた。 １７歳で高松の道場に入門したが、そこでは当時、高木楊心流の柔術と、有名な九鬼神流の棒術を教えていた。高松は当時、弟子たちに３つのルールを課していました。それは、酒を飲まないこと、タバコを吸わないこと、そして喧嘩をしないことでした。

近くに住んでいた木村は、毎日のように高松と練習することができた。このように、高松の弟子の中で、高松とこれほど多くの稽古をした人はいないだろう。この次期、木村は高松とよく実戦稽古をしていた。３６歳の時、木村は高松から柔術と棒術の免許皆伝を受けた。１９９１年、種村匠刀は木村と出会い、弟子入りし，その全伝を受けた。