九鬼神傳八方秘剣術種村派（体術）

宗家種村匠刀監修

九鬼神傳八法秘剣術種村派史略

この流派は、「九鬼神流八法秘剣之術」と云い、「九鬼神傳八法之秘術」ともいう。

永治年間（1141年）、出雲冠者義照は、骨法打拳術・飛斬秘剣・唐の柔・眉尖刀術等の達人として有名でした。しかし、それだけでは飽き足らず、さらに厳しい修行に励み、そのうちの3年間は「猪目洞窟」と呼ばれる山の洞窟で過ごしました。その間、特別な精神修養を行い、最高潮に達した9日間には、鬼神から神技を授かりました。これらの特殊な術技によって、彼は悪魔を追い出すことができた。彼はこの特別な霊的技術に「神力念竭術」という名をつけ、自分の流派を「九鬼神傳八法之秘術」と称した。

十代目宗家の有馬河内介正義が「九鬼神流八法秘剣之術」と改名した。

この流派は、打拳体術・棒術・槍術・薙刀術・眉尖刀術・杖術・十手術・騎射術・秘剣術の九法の術から成り、火術・銛磐投術・軍略等も含まれています。八方は八つの武術（体術・棒術・槍術等）を意味しています。

十四代目宗家の風間新九郎秀近は、この流派を「九鬼神傳八方秘剣術」と名付けた。その剣技は奇跡的ともいえる素晴らしいものだったので、彼は自分の剣術を「秘剣術」と称した。彼の秘剣術は不敗であった。

第二十七代宗家の高松壽嗣は『打拳体術とは打拳術に体術を取入れたる如し。元来、武道の骨子は体術であり、体と精神と技とが三拍子一致しなければ剣でも槍でも用をなさず』と訓導している。

伝系：
出雲冠者義照～出雲小四郎照信・・・・大国鬼三太清澄・・有馬河内介正義・・・風間新九郎秀近～大国鬼平重信～大利根左近康正・・・・・・・久原小太郎信義～石谷武甥正次～石谷松太郎隆景～高松壽嗣翊翁～初見良昭～種村恒久源匠刀（種村派）

条件：玄武館会員のみ

九鬼神伝八法秘剣術種村派の歴史についてもっと読む。