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佐藤金兵衛

日本武道と中国武道の免許皆伝者

種村先生は、大学時代に佐藤金兵衛と出会いましたが、佐藤金兵衛が高松の門下生であったことを知ったのは20年後のことでした。1926年に生まれた佐藤は、11歳の時に家業の大和流柔術から武道を学び始めました。その後、大東流、武田流、荒木新流、柳生心眼流、浅山一伝流、一天柳心冑介流、天心古流拳法など様々な日本の武道で免許皆伝を取得しました。また、日本古武道古武道振興会の理事を務め、日本の武道界では熟達した武道家として認められています。また、全日本中国拳法連盟の会長も務めました。

第二次世界大戦後まもなく、佐藤金兵衛は高松の弟子となった。1957年、高松は佐藤に本體髙木楊心流(石谷系)及び九鬼神流棒術の宗家伝・免許皆伝を授けた。1962年に先弟子の秋元文夫が亡くなると、高松は秋元が宗家を受けていた義鑑流の後継者を探すことになった。高松は佐藤を義鑑流の継承者として選び、1963年に新しい宗家としての称号と伝書等を授与した。佐藤金兵衛は、中国の伝統的な武術にも精通していた。八卦掌の名手である李子鳴の直弟子として、四代目の八卦掌伝人となった。1989年には、本體髙木楊心流柔術、本体九鬼神流棒術、義鑑流骨法術等の宗家伝を弟子の種村匠刀へ伝授した。

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