はじめに
玄武館忍法武芸
日本の伝説的な影の軍団である忍者の術技は、日本の松伏町にある、宗家種村匠刀が代表をつとめる国際的な玄武館忍法武芸連盟に集まっている。宗家種村は、古来より伝わる忍者の伝統を維持するために、1984年11月に玄武館を設立した。玄武館は、伝統的日本の様式にて、忍者の術技を事実に基づいて示し、教授することを目的としています。
玄武館のカリキュラムは、伝統的な日本の武道(武芸十八般)に忍法(忍者十八型)を組み合わせた「忍法三十六型」の教えが中心となっています。
玄武館とは
玄武館とは、武道の玄人(プロ)を育成する、玄妙にして神変不可意義な武道に秀でた館という意味です。また、「玄」とは「黒」のことで、神秘的で不思議で驚異的な術技の修練の場でもあります。忍法武芸を習得した者は、闇の世界に光を与えるという意味も込められています。
忍法武芸とは
忍法武芸は特定の流派に限定されるものではありません。それよりも今まで培ってきたこの術技をさらに発展させていかなければなりません。日本独自の忍びの術技に限界はありません。
玄武館の流派
忍法と忍術
忍術とは忍者が使う術技の全てと表現するのが一番合っており、忍法とは「忍術の上位概念」とされ、忍の原理に基づいた生き方,哲学を意味します。
「忍」は「忍耐」と訳されるが、「忍耐」や「忍び」を意味することもある。日本語の「忍」という文字は、2つの部分(部首)から成り立っています。上の部首は「やいば」と呼ばれ、刃物の切れ味を意味します。下の部分は「こころ」または「しん」と読み、どちらも「心」を意味します。
大自然の法則を意味する「法」という文字は,「道」(柔道、剣道、合気道等)と異なったニュアンスで使用されます。私達の術技を忍術ではなく忍法と呼ぶのは、武道の技術的な技量だけでなく、個人の内面的な人格形成の修練を重要視しているからです。術技を知っているだけでは十分ではなく、人としての心や精神がどこにあるかが重要なのです。そのため忍法では、肉体的な鍛錬に加えて、哲学的、精神的な修行を重視しています。このように精神を磨くことを「精進的教養」といいます。
忍法とは、身を守り,心を守り,識をも守るといい,肉体的な術技と同様に精神によっても、生命の危機に対して防御できるようにことを目的とするものであります。
宗家種村は、このシステムを直接指導するだけでなく、本部より認定された世界各国の指導者を通して指導しています。
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